コロナ禍でその存在が注目されたアマビエ。
では「アマビエってなに?」と思った時、どうやって調べますか?
簡単なのはネット検索ですが、通常のネット検索では「それは誰が書いたのか」「どこからその情報を得たのか」など情報の信憑性に欠けてしまう場合もあります。
そこで活用したいのが本です。
ただ、「アマビエについて、書いている本が分からない」という方もいるでしょう。なので、今回はネットと本の合わせ技プラス図書館でのオススメ本をご紹介いたします!
たとえば、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でアマビエを確認すると下に「出典」や「参考文献」が記載されています。
つまりこの出典や参考文献などを確認できれば、信憑性も高くなるということです。このようにネットも活用可能です。
記載された参考文献から実際に図書館に所蔵されている3冊を確認すると、アマビエについて記載されていました。
なんとこの3冊、図書館の検索機で「アマビエ」とキーワード検索しても出てきませんでした。
※ネットの情報は必ずしも出典や参考文献が記載されているとは限りません。また、残念ながら出典や参考文献を実際に確認しても、記載が見あたらないかもしれません。
この他にも「最近耳にする言葉」などは、まだ本が少なかったり見つからない場合もあるかもしれません。そんな時は『現代用語の基礎知識』をおススメします。
『現代用語の基礎知識』は2021まで発行され、様々なジャンルごとに現代用語の解説がされています。もしかすると、ここになら「最近耳にする言葉」が載っているかもしれません。ちなみに『現代用語の基礎知識2021』にはアマビエについても記載がありました。
以上仮想レファレンス~アマビエ編~でした。
『日本幻獣図説』湯本 豪一/著 河出書房新社/出版 2005.7/発行
【請求記号】388.1 二 【資料番号】1015420910
『妖怪辞典』村上 健司/編著 毎日新聞社/出版 2000.4/発行
【請求記号】388.1 ヨ 【資料番号】1030150021 ※参考図書
『明治妖怪新聞』湯本 豪一/編 柏書房/出版 1999.7/発行
【請求記号】147.6 メ 【資料番号】1013201098 ※閉架書庫資料
『現代用語の基礎知識 2021』自由国民社/編集 自由国民社/出版 2021.01/発行
【請求記号】031 ケ 2021 【資料番号】1032022277 ※参考図書