今朝は酷い天気でしたね。
私は強風で傘をダメにしてしまいました……
そんな天気の悪い中を図書館までお越しくださった皆様、本当にありがとうございます!
さて、2014年も残りあとわずかとなり、2015年の足音が聞こえてきました。
干支は午(馬)から未(羊)へバトンタッチしますが、年賀状を作成するのに羊のことばかり考えるのではなく、去りゆく馬にも目を向けてみてください。馬にまつわる本は図書館にもいろいろとございます。
読み物なら、絵本「どさんこうま」シリーズ*1は少し前に新聞等で紹介され話題になりましたし、数年前にはあのスティーブン・スピルバーグ監督が「戦火の馬」という映画を同名小説*2を基に制作しました。
その他、ユニコーンやペガサスといった架空の生き物としての馬や競馬や馬刺しといった切り口から馬を眺めてみるのも面白いと思います。
そんな中で、私がおすすめしたいのは『スーホの白い馬』*3です。
あまりにも有名で、改めて内容を説明するまでもないかもしれません。モンゴルの民話であり、馬頭琴という楽器がどのように生まれたのかが語られています。日本人で初めて国際アンデルセン賞*4画家賞を受賞した赤羽末吉さんの力強い絵に支えられ、スーホと白馬の強い絆に思わず胸が熱くなります。
今回ご紹介した本はどれも中央図書館で所蔵しています。馬にまつわる本を読みながら2014年を締めくくるのはいかがでしょうか。