中高生に向けて、年4回発行している「YA通信リトマス」。
実物はクラフト紙を使用してシックな感じに仕上がっているのですが、
HPではカラー掲載しているので、ぜひとも!ご覧ください | ω·`)ミテネ
こちらで過去のバックナンバーも揃って見ることができます。
さて、そんな「YA通信リトマス」ですが、実は毎号のイラストやデザイン配置にも、編集員の隠された意図があったのです(*°∀°*)!!
今回は、その裏話をちょっとだけお伝えしますね~♪
たとえば、No.18をご覧ください。発行しているクラフト紙では表紙・中身・裏表紙となるように折られていて一見何の変哲もないように見えます。
しかし、これを開いて表紙と裏表紙を合わせて見てみましょう。
……。
( ,,`・ω・´)ンンン!?
( ,,`・ω‐´)チラッ
気がつきましたか?
なんと裏表紙にいるキツネさんが、表紙のトリさんをじっと見つめているのです!
実はイラスト配置した際の偶然による奇跡ですが、これだけで色々と想像が膨らみますよね。
他にもNo.15やNo.16(去年の冬号・春号)の「次号は○月」にあるイラストですが、これは「椿」と「梅」です。それを踏まえてNo.19とNo.20(今年の冬号・春号)を見てみましょう。去年裏表紙でひっそりと咲いていた花が、表紙を飾っています!
1年の季節を巡ってその次へ、ちょっと関連を持たせてみたりもしていました。
ちなみに、冬号で椿にしたのは次の号は春ということで漢字に「春」が入っている花だから、春号で梅にしたのは、梅は「花の兄(四季の花の中で他の花にさきがけて咲くから)」また「梅暦(暦替わりにする梅の花。山中で梅の花の咲くのを見て春を知るのでいう)」というのがあるので使用しました。
季節のイメージ優先のデザインもありますが、これにはこういう意図があるかも?と考たり、これは!と気がつけたりするとちょっと楽しくなりませんか?
今度からはリトマスの記事はもちろん、イラストにも注目してみてくださいね!
そしてぜひ、HPでカラーもチェック!!(*ノ>∀<)ノ☆
「花の兄」「梅暦」についての出典
新村 出/編『広辞苑 第6版』岩波書店,2008,p2280,p277