図書館の壁には、多くの絵画や書があります。その中に、初めて見た時から心惹かれている一枚の絵があります。
作品名は「Hat in Blue」。山川輝夫という方が1973年に描いた油彩画です。
絵のとなりにある説明には
「山川輝夫33歳の作品です。山川輝夫は当時、東京都目黒区に住んでいましたが、母親や兄、姉が苫小牧に住んでいたため、苫小牧を度々訪れていました。この作品は、1973年に苫小牧を訪れた時に制作したものです」
とあります。
後に、山川輝夫は「Blue and Blue」というタイトルのブルーの色彩をモチーフにした一連の作品の制作に熱中します。
「Hat in Blue」は、いつも心を穏やかにしてくれます。